念願のインプラントすぐさま歯科に運ばれました

私は小学生の時に急な坂を自転車でノンブレーキでくだって、途中で自転車が壊れ、顔面から道路に落ち、前歯を1本根こそぎ持ってかれました。
すぐさま歯科に運ばれましたが、まだ小学生ということもあり、抜けた歯をもう一度戻し、残った歯と金具で支え合い元の状態に戻すという治療を受けました。
そのときは見た目は完全に戻り両親も私も一安心でした。しかし、そのとき歯科医からはもって10年、10年もてばいい方ですと言われました。10年先のことなんてそのときまた考えればいいやぁと思いました。

しかし中学高校と年齢が上がり、顔も歯も成長していきました。もちろん一度抜けた歯は神経が死んでいるので成長するはずもなく、その歯だけはどんどん置いていかれました。気付いた時には周りの歯よりあきらかに短く、色も青っぽく変色していました。

しかし、人に指摘されることもないし、何も困ってないし、そのままでいっかと何もしませんでした。

そしてついに事件は起きたのです。

大学生になった私はファストフード店でアルバイトをはじめることになりました。この頃の私は周囲から背が高いし綺麗で羨ましいとよく言われるような感じでした。だから接客もとても自信を持ってすることができていました。

そんなある日、ふと私のレジに並んだ50代くらいのおじさまから「お姉ちゃん美人なのに、歯が残念だね〜」と言われたのです。
その時は笑ってごまかしましたが、そこから私の人生は激変しました。人に歯を見られたくないと思うようになり、いつも笑う時は口元を抑えるようになりました。同時に差し歯やインプラントについて調べる日々が始まりました。

しかしどう考えても親に協力してもらわないと私のバイト代だけでは踏み切れない金額でした。そこで、私は意を決して両親に今回の出来事を話しました。すると、両親はこんな日が来るとは思ってたよと理解してくれました。

その日から数年後今度は残っていたもう1本の前歯もグラグラしてきたのです。これはもう限界でした。

そして私は大学を無事に卒業し晴れて社会人に。その就職の祝いとして、父が私のコンプレックスだった歯をインプラントにするためのお金を出してくれたのです。しかも完全に抜けてしまった歯はインプラントに、となりの少しぐらついていた歯も抜き、セラミックという歯に。トータルで40万以上でした。

その日から私は綺麗な前歯を数十年ぶりに取り戻し、同時に自信も取り戻し、前を向いて生きていけるようになりました。